注意:このブログは、読者不在を心掛けつつ、白石俊平個人の私的な文章を面白くなく綴るものです。
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メタとは何か、についてまだまだ考えている。とりあえず今のところは、メタレベルとは「意味の階層」ではないかと仮定することにした。しばらくこの仮定のもとに考えを巡らせてみる。
なぜGEBがあれほど様々な話題を取り扱ったか?それは、「解釈する」という行為が至るところにあるからだ。それこそ、細胞内のリボソームにもDNAの塩基配列を解釈し、タンパク質合成を行う機能がある。
この「解釈して実行する」というインタープリター的な機能が、下位レベルの事象に意味的な上位階層を作り上げ、メタレベルを構成する。
しかし、「解釈する」という現象に知性を感じてしまうのはなぜだろう?リボソームに知性を感じる。タンパク質合成システムをハックするT4ファージにも、途方もない知性を感じる。意味を扱う、ということが知性の重要なファクターであることは間違いなく、それはあまねく生物が備えているものであるのかもしれない。知性は万物に宿る。
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