注意:このブログは、読者不在を心掛けつつ、白石俊平個人の私的な文章を面白くなく綴るものです。 ==== 前回のエントリで、「ぼくは根源を求める思考様式には慣れている」と書いた。しかしこの記述にも違和感がある。実際ぼくは、そこまで細部に関心を抱く方ではないからだ。言ってみれば、雑で細かいことを気にしないタイプ。 それよりも、物事を抽象化して考える事のほうが好きだ。具体的な事象を並べ、そこから抽象的なモデルを引き出す。 根源や原子を求めるという行為と、抽象化するという行為を混同してしまったのはなぜだろう? また、抽象化するというのは、言わば「メタ」な考え方をするということ、つまり「上のレベル」で考えるということだ。そうして、「上のレベルで考える」ことに慣れているはずの自分が、なぜビジネスのレベルで物事を考えるということができずに、ここまで苦しんでいるのだろうか? これら自体非常に抽象的で、考えることに意味があるかどうかわからない問いだ。そもそも、「上のレベル」などと言っているが、ここで用語の混同もありそうな気がする。思考が混乱した挙句に、言語が混乱して生じた、前提のおかしな問いなのかもしれない。 まあ、愚にもつかない問いを立てて、考えるもよし忘れるも良し。