2015年8月8日土曜日

メモ 2015/08/08 己

注意:このブログは、読者不在を心掛けつつ、白石俊平個人の私的な文章を面白くなく綴るものです。 
----
ぼくはちっぽけな人間なので、何か新しいことを始めると、人にアピールしてしまう。
早朝ジョギングを始めた時も、哲学に傾倒し始めた時も、投資家と会社を作った時も、ライター稼業を始めた時も、いつも、そうだった。
しかしそのうち、自分の中でそれが普通になると、また極端なことに、「自分のやっていることなど、誰にでもできること」と思うようになり、全然アピールしなくなる。

ぼくはまた、バイオリズムに大きな波を持つ人間である。一年のうちで2,3ヶ月、やる気がかなり減衰する時期があって、そんな時期は睡眠時間がやたらと長くなり、仕事や義務を可能な限り避けようとする。
若い頃は、こういう時期にひどく焦りを感じて、自分を叱咤激励したものだが、この歳になると、そういう時期にジタバタしても無駄だというのがわかってきて、あきらめて大人しくしている。

またぼくは、体験したがりのバカだ。あえてここでバカという言葉を使うのは、「自分で体験しないものを、なにも理解することができない」という、いわば一つの認知的な障害を持っているからだ。
大学時代、体験だけを目的に短期バイトに精を出し、30種類くらいのバイトをしたと思う。社会人になってからも、会社を転々としまくり、エンジニアにも飽きてライターをやったり、コミュニティリーダー、コピーライターやイベント企画、営業もかじった。今はスタートアップ経営をかじり中だ。ここまで体験してやっと最近、普通の社会人レベルに、社会のいろいろなことに関心が湧いてきた。普通の人並みに、多面的なものの見方が出来るようになってきた。(と書きつつも、普通並みにできてる自信はまだ全然ない)
そして、体験したがりだから、猛烈に飽きっぽい。ある程度経験すると、なんか分かったような気になってしまい、次の物事に興味が移ってしまう。

この歳になって、ようやくこうした己のクセみたいなものがわかってきた。全くもって、扱いづらい人間である。こんな人間と付き合わなければならない人々は大変だ、と同情を禁じ得ないが、こんな人間と一心同体であるぼく自身が一番大変なのである。一度しかない人生、どうにかこいつと付き合いながら、楽しく、周りの人になるべく笑顔でいてもらいつつ、生きていかなければならないのだ。

…などと書きながら、「ぼくって変でしょ」なんてくだらない自尊心がこの文章を書かせているのでは、と自分を疑いだし、そうやって疑う自分の疑り深さに呆れつつ、でもきっとそんな自尊心が少し頭をもたげているのだろうと呆れつつ。自分のことを語るとなると、結局いつもしかめ面にしかならない。